これまでどんな想いで店舗を運営してこられましたか？

「女性を輝かせる場」を作りたい…
これはハリジェンヌをオープンしたときからの願いです。

私が子供のころ、両親が経営していたエステティックサロンに勤めていたスタッフさんたちを、父や母がよく自宅に招いて食事を振る舞ったりしていました。子ども心に、「キレイなお姉さんたちが、自信をもって、前向きにお仕事の話をしている姿」に感動を覚えました。

私も、そうなりたい。女性がイキイキと輝けることに関わる仕事がしたいとその頃から思っていました。

鍼に興味を持ったのはひとつの出会いからです。

高校時代、強豪の運動部がいくつもある高校でゴルフ部に所属していました。ある日、スポーツで痛みやトラブルを抱える生徒のために、学校に鍼灸師さんが派遣されることになったのです。順番待ちをしている私の目の前で、「痛みで肩が上がらない」と悩んでいた野球部のエースがたった数本の鍼で肩が動くようになり、笑顔になりました。

「鍼ってすごい、こんなに人の体と心を変えるんだ！」って運命を感じました。

鍼で「輝く女性」を応援するためにまず学んだのは、エステティックの本場フランスでのエステ技術や皮膚理論。その後、鍼の大学に進学しました。

ハリジェンヌをオープンして7年。

働く女性が増えてきた今、「コンプレックスを解消して奇麗になりたい」という方が幅広い年代で増えているのを感じます。ハリジェンヌが「女性を輝かせる場所」として、多くのお客様を幸せにしていることがうれしいです。

この先どんな将来を目指しますか？

「女性の輝く場所」は、職場としても当然追求し続けたいと考えています。

お客様に幸せを感じていただくためには、スタッフ本人が幸せを感じていることが大切です。お店をオープンしてしばらく、たくさんのお客様に対応するために、残業もして施術をすることが珍しくありませんでした。どうしても体力的にへとへとになってしまう。

「幸せを感じる力」を身に着けるために、どうしたらいいだろう？と考えて、今は「お給料を変えずに、6時間労働制」の導入にチャレンジしています。

単に、労働時間を減らしただけでなく、「できた時間で何をする？」ということを考えてもらいました。

大好きなテーマパークで午前中遊んでから仕事に来るスタッフ、帰りにこれまで寄れなかったショッピングを楽しむスタッフ、それぞれ「今日一日、こんなに充実しています！」ということを言葉にすることで、幸せややりがいを感じ取る力が伸びます。

どんな方と一緒に働きたいですか？

「自分が誰かの役に立てるのが幸せ」という価値観を共有できる方です。

そして、「実現できる力」を持っていること。

もう少し具体的に言うと、「素直で、即実行して、実現できるところまで持って行ける方」と考えています。

それを確認するために、今まで辛い・難しいと感じた環境や出来事に、どのように取り組み、自分を変えてきたか、という質問をします。過去にそういう成功体験持っている方は、お仕事でも同じように力を発揮してくれます。

例えば、「技術開発に挑戦したい」と希望された方は、実際に一緒に開発に取り組んでもらっています。素直に自分のやりたいことを口に出して、そのために必要な基本に技術を身に着け、この仕事をするなら彼女だね、と周りに認めてもらえる実績を積んでくれたからです。

面接でも、私たちハリジェンヌで取り組みたいこと、これからお客様に提供していきたいことなどについてお話をします。それに対して、まっすぐに目を見て、「私もそういうことがしたい！」と言ってくれる方、一人ではできないことでも、このチームでならできる！と一体感をもって仕事に取り組みたい方をお待ちしています。